車通勤にIT機器の勇カーナビゲーションは不可欠のものと考えられがちです。確かに初めて訪れる場所までドライブするような場合、カーナビゲーションは大変役に立つツールです。一般道路の道順は勿論のこと、使用する高速道路の料金も知ることができます。また、渋滞情報も逐次表示されますし、近道も教えてくれるので便利なことは確かです。
しかし、通勤となるといちいちカーナビゲーションを利用しなくても慣れで往復をドライブできてしまいます。
また、実際に走ってみるとITで計算されたルートより近い脇道があったり、渋滞情報に誤差が生じて渋滞中の表示と異なって順調に走行できたりします。また目しるしとなる建物は急ピッチで変わって行くので更新が追いつかないというジレンマもあります。このような点からクルマを乗りなれた人にとっては必要不可欠というほどのツールでもないような気がします。むしろカーナビゲーションはタクシ-の運転手さんにとって必需品でしょう。
最近は道路に詳しい運転手さんが少なくなってしまいました。やむを得ぬ事情でタクシーの運転へ職種変えして走っている人が多いようです。完全歩合制という厳しい給与制度に不規則な生活、腰痛など労働条件は決して良いとは言えません。
電車通勤者にとってはスマートフォン片手というスタイルが確立しつつあります。通勤電車で新聞の電子版を読んだり、ニュースを聞いたりして情報収集に入念のないビジネスパーソンの必需品となった感があります。